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RAKUGAKI


FDN050

1992/12/04-94/12/13

maruman CROQUIS SM-100

★前半模写ばっかり・後半イメージ・ボード★

全34枚+α


毎度表紙的に扱ってる本来の1枚目は・・・ちょっと事情があって掲載出来ないのよね。いや版権ネタやえちネタじゃないんだけどプライベートネタは難しい_| ̄|○

そんなわけでここで未使用の74P目から

しかし・・・この頃の奴は自分で言うか?と言われそうだが・・・

こんな絵は大嫌いです(・`ω´・)ノ

そりゃ読者減ったわけだ・゜・(ノД`)・゜・。

読者は概ね正しいのです(・`ω´・)ノ

いや、当時はそういうの気付かない物なんですよ頑張ってるから_| ̄|○

だから掲載は最低限となります。

あと、チョイスしまくってるのでまだマシなんですよこれらのらくがきって_| ̄|○


sesame誌からの模写。

トレースではありません。

ちょっと真面目にここで一応基本的な事を押さえておきます。

☆ 模写とトレースの違い ☆

トレースは紙の上からなぞる複写に近い技術。線で出来てるアニメや漫画のと違い、写真から線を拾うのはちょっとした技術が必要だったのだが、今や画像レタッチソフトで一発変換ヽ(゚∀゚)ノ それを商業発表の写真から起こしてちょいと手描きでレタッチして自分の絵として売り出した絵師が・・・

全く画を描いたことの無いド素人がちょっとしたコツで上手く見せることが出来るのだがコツ掴んで慣れちゃうと絵画的能力は全く育たない諸刃の剣。

ぼくは一切やらないことをオススメする(・`ω´・)ノ

ゆるキャン△2Googleストリートビューコピペレタッチ事件(とある本編背景カットのにGoogleロゴがうっすらと残っていてストリートビューからのコピペレタッチであることが判明したが、製作者は詳細を明かさないまま短い謝罪と画像の差し替えで終わった_| ̄|○)で解る通り商業ベースで使えるくらいにレタッチソフトも発達して今や本当に必要無いです。

ちなみにぼくが今トレースすると下の元絵と全然違う線を引いてしまいますヽ(゚∀゚)ノ

それトレースじゃないから 例の絵画修復おばさんだから・゜・(ノД`)・゜・。

模写は写真や絵を見ながら新しく紙の上に描き起こす技術。描き起こす事に比べればそれほど難易度は高くは無いんだけど、複雑なものや写真や絵画そのものの模写は絵画的能力を要するので奥が深い。既に3Dから2Dに変換されて紙の上に定着されてるのであとはそれを書き写すだけなんだけど、逆にそのテクに慣れちゃうと考え無くなって上達しなくなる諸刃の剣。

模写技術はトレース技術も内包して一石二鳥だし勉強になるけど、これだけをやるのは危険。

一方作画技法を学ぶのには最適。

それがこのFDN050でイヤほど証明されている。最もモノクロのラフだけだが。

まぁぼくには合わないんだな〜ヽ(゚∀゚)ノ

スケッチデッサンクロッキーに何も見ないで記憶から描き起こす音楽で言う耳コピや暗譜に近い事をやったり、このFDNの本分である思いついたモノを好き勝手に自由に描くらくがき。

こういうのを出来れば大きな紙の上に再現するのが理想だと100冊らくがき帳やってわかりましたよヽ(゚∀゚)ノ

21年にブルー・ピリオドという高三で絵画はじめて現役で芸大に入る話やってたんだけど、スクラップブック作りに写真撮影含めて画の世界は総合的に絵画や現実の”素材”に触れて自分で描きまくった奴ほど伸びるというのがよく分かりましたよ・゜・(ノД`)・゜・。 そいえばこのアニメでもトレースは無かったな・・・当たり前かヽ(゚∀゚)ノ

なんつーか、あれですよ「全部だ(・`ω´・)ノ」のあれヽ(゚∀゚)ノ

このアニメを高校時代に見たかった。

絵画に関する入門作品としてはブルー・ピリオド(アニメ)マジオススメ。

まぁグダグダ言うよりらくがきうpした方がつたわるというわけで

自分の暗黒時代黒歴史と言われてるFDN050の公開と相成りますヽ(゚∀゚)ノ


sesameの模写なんだけど、いちいち元を特定するのも面倒です。92年以前のsesameが元ってだけでここではいいでしょう。

しわを描くというよりも、しわの模様を描くのが面白くてそれに拘ってる感じだな。

まだ模写に飽きてない頃だね。


これは当時全国のティーン達御用達のすっぴんの模写(*^_^*)

これも元が女の子なのかやる気が見えるな。

写真の模写だけなら85年くらいからやってるんだけど、もっと勢いに任せたラフで、丁寧に似せようという事はしてなかった。自分なりに出来る様になったかな?というわけで本格的に似せるのと、絵柄をリアル系にしようとイキった結果がコレヽ(゚∀゚)ノ

なんか表情が・・・


これもすっぴんの模写ネタ。すっぴんはほんと、ええよな〜(*^_^*)

模写でも頑張ればこのくらい行けた時期があったのだがここまでくるのに7年かかってるという_| ̄|○

なるべくオリジナルに取り込もうと模写したモデルの別表情等を脇に描く努力もしてるね。


なんと当時ハマってたF1ネタヽ(゚∀゚)ノ F1ネタは肖像権とかヤバそうなんで当時からイニシャル表記か・・・(一応コミケで領布してるし)顔ぶれが懐かしいよね・・・

左のはいせんす絵本は多分Vol.30 からで原本処分してるよもったいない。子ども服編は全部残してるし大人編も2冊残してるけど・・・こういうものほど捨ててはいけないアイテムだと思ったよ。


おっさんとかやっぱいやじゃ〜かわいいのがいいんだよ(・`ω´・)ノ そんなわけでsesameからの模写。うちにあるの探したら見つからないの元が_| ̄|○ もしかしてと実家でスキャンしたページ見たら原本は実家でしたヽ(゚∀゚)ノ 確か元ネタこれだったのか?とスキャンしておいたんだね。

そんなわけでこれ↓の原本発見!と言うことでいろいろと解説しましょう。


<チトラーチ表紙・1991>

おお、なんかめっさかわいい(*^_^*) そりゃそうだよモデルいるんだもん(*^_^*)

91年夏コミに出した鉛筆らくがきコピー本で上のスキャンはA5サイズのためかなり小さい(このコーナーは統一スケール)。当時は鉛筆画はコピーにかけると劣化するので、このらくがき本はA5サイズに下描きから直接クリンナップしてスキャンするという方法でなんとか劣化を抑えた。今みたいにスキャンしてグレースケールで直接プリントなんて出来ないのよ。

で、上のらくがきの模写は全身ペアのモデル写真のトリミング模写で描いた時系列は下の表紙が先。

表紙を描くにあたって服装は変えた記憶があるのと髪の毛がほぼ同じなんで同一の写真から模写した模様。

原本を参考にしつつ自分のものとしてアレンジを加えてオリジナリティを出して行く

この表紙はまだ原本の要素が強いのだが無理やり押し通してもなんとか・・・なるのか?

で、こういうのを総称して”モディファイ”と苦し紛れに名付けたんだけどね。

アイデアの元ネタはあるけど参考レベルですよというタイプ。

宮崎監督も千と千尋(児童文学に元ネタのひとつがある)やカリ城その他諸々でよくやってるし、元ネタ率が高くなるとちゃんと”原作”許諾を取ってる。さらに魔女の”宅急便”の宅急便も商標なんでおもちゃ等でいろいろあるからとヤマト運輸に許諾入れたついでに協賛してもらってたはず。ロボコップの監督が東映に一言断ってるのも有名な話。

モデル使用は私小説でも実際問題になってるケースで

一番安全安心なのは著作権切れのキャラクターを使うことかも知れません。

その一番有名な例が西遊記ヽ(゚∀゚)ノ

神話もそうだけど、シェイクスピアとかも使いたい放題なんだよね。

安全なパクリ元は完全に著作権切れてる古典や100年前の文学ヽ(゚∀゚)ノ それを美少女やイケメンにすればオッケーヽ(゚∀゚)ノ

大丈夫、自分のイメージで孫悟空描いて中国から訴えられた漫画家はいませんヽ(゚∀゚)ノ


なんか頑張ってるんだが・・・

これが不気味の壁なんざんしょうか?

絵というより模様だよなこれ。心が見えないというかものすご〜く冷たい顔してるのが気になりますって当時の自分だが_| ̄|○

いや、マジでこの頃の自分はヤバいですねぇ・・・としか言い様がありません_| ̄|○

画力の突然の変化とのコメントだけど

らくがきはじめて10年目、模写やって7年目でやっとこれ_| ̄|○

ちまちま細かく線を引けるようになっただけというのが_| ̄|○


今回は全く参考にもならないスポーツ写真模写編。というかやったら駄目なやり方だわ_| ̄|○

スポーツの動きを掴みたいのだから、もっとラフでいいからいろんなポーズ模写した方が早いと思うんだよね。暗譜じゃないけど何も見ないでやって、おかしいところを見つけて模写して、また見ないでやっての繰り返しが一番効率がいいと思うんだわ。

要するに自分のイメージを明確にしていく作業で、お手本を外の世界じゃなくて、頭の中、心の中に取り込むことが最重要だったと思うんですよ。

頭の中だけだとどうしても奇形化していくので、双方向という感じでしょうか?

それよりこのページを載せたのはもう解ると思うけど「振り返れば奴がいる」のリアルタイム観賞ですよヽ(゚∀゚)ノ 当時三谷幸喜といえば「やっぱり猫が好き」の脚本家だ。wikiで調べたら猫は途中からメイン脚本家だったのか。

並木家の人々も北の国からの杉田監督だしでキャストも豪華。これはもうテープも腐って捨てたしでデータも残ってません。円盤も出てないね。アニメが如何に優遇されてるのかちょっと解るぜ?

当時は脚本家作品のドラマ全盛期で、アニメに見切り付けた当時「ぼくはちにまちぇ〜ん」で野島ドラマの洗礼を受け、冬彦さんで夢中になりでドラマにずっぽりでオタク部分はゲームに没入というアニメなんてみんなクソだ(・`ω´・)ノと周囲にケンカ売りまくってた_| ̄|○

らくがき帳にこういうのを書いてるから今も昔も変わってないんですよ性格は。ただ、表に出てないだけなんですよ。つまり、自分の考えを書き散らすのが目的で、マウント取ったりレスバトルをしたいわけでもないから場末のHPにいるわけです(*^_^*)


これはすっぴんから。またひとり特定出来ず_| ̄|○ 原本処分したのか? 

流行り表現をその当時指摘するといろいと周囲から叩かれますヽ(゚∀゚)ノ 今はみんな叩いていても当時みんながやってることを指摘すると怒られるよ。空気を乱すからなヽ(゚∀゚)ノ 

鼻の上の///表現は覚えてる限り初出がトム・ソーヤの冒険のベッキーあたりから。シロマサも一時好んで使ってました。

模写もトレースも流行り表現も近道だけど結果的に表現の幅狭めちゃうんだよねそのラインだけ追うから。新しいラインもオリジナルのラインも、そのラインからはみ出してやっと見つかるんですよ結局。失敗は成功の元なんてのも同じ考え方で、それまでの常識から外れて発見されることの一つが”失敗”というサイドウェイなんだわ。

旅もそうだけど、寄り道脇道走って新しい発見する必要があると思うのだわ。いや、実際今散歩でそれやりまくってるからなヽ(゚∀゚)ノ

思い返すと16年の下北半島ツーリング。大まかな方向と2泊3日の日程だけ決めてあとは行き当たりばったりという、自転車ツーリングとしてはもう滅茶苦茶大胆な事やってったなヽ(゚∀゚)ノ ぼくって臆病なんだか馬鹿なんだかよく分からない事があるが、多分間違い無く馬鹿なんだと思うヽ(゚∀゚)ノ


<FDN042.5・1989>

個人的にオススメ出来る模写の一例。細部に拘らずに立体空間掴んで行こうという意思が見えるよね。特にバイクがフォルムやサイズにタイヤ位置と地面の把握に辻津末ときっちり出来てる。

コメントに「円形のグリッドラインもヨシ」とかあるが、円形だからいいとかじゃなくて、ただカッコイイからヨシと書いただけヽ(゚∀゚)ノ

あと、線に勢いがあって生きてるんだわ。

88・89年頃のらくがきは素直でいいんですよ女の子かわいいし(*^_^*) 上のと比較すると解るでしょ?いや〜な匂いがしてこないっしょヽ(゚∀゚)ノ 

こういうのなら普通に褒めるんだけどな。いやぁほんと、好き勝手に言える”素材”持ってるのはやっぱいいね。

同じ人間のらくがきでもこんなに違っちゃうんだよね〜だからこの世界は面白いとも言えるんだが。

らくがきのコメントにも入れてるけど、じゃあこのバイクを逆から見たら?とか別アングルをたくさん描ける様になるのが必須条件なんだよね。絵の描ける人は360度周囲の空間毎ぐるぐる回す事なんて普通に出来る事だから。

ぼくには無理ヽ(゚∀゚)ノ


役に立ててはいけないスポーツ模写編2ヽ(゚∀゚)ノ

 元の掲載誌は不明。選手名もイニシャルあるけどもうワカンネヽ(゚∀゚)ノ

動きを描いていて動いてないのは如何にヽ(゚∀゚)ノ

これこそが模写の落とし穴なんだけど、要するにきちんと書き写す事に専念してテニスをプレーしているという行為を再現してないんだわ_| ̄|○

表面だけ真似して芝居してないといえば解りやすいか?

そういうの、このらくがきから伝わって来るんですよ。

1/2化計画ってのは89年からひとり暮らし始めてるんだけど当時引っ越しが落ち着いてまずアニメージュを処分していったのだが残ったのは付録の一部とかその程度。後にファーマシィ関連の記事入手のため中古で買ったりもしたけどね。

モデルグラフィックスやF1雑誌も以下同文。F1雑誌はGPXの92年モナコ号しか残ってません_| ̄|○

勢いでsesameも数年分処分したんだが勿体ない事したよな再入手出来てません・゜・(ノД`)・゜・。

今の時代電子化もあるから、そこを上手くやっていくといいかもしれないよね。

捨てるも捨てないのも選ぶのがほんと、難しい。


この時期には珍しく企画ネタ。

ヴェネチアを描きたい・・・ですか?

やめとけ(・`ω´・)ノ みんなやってるから〜ヽ(゚∀゚)ノ

あと金髪巻き毛少女をなんとかヒロインに・・・という構想はこの頃からあって、なかなかヒロインとして出せてない。

一本だけ作品にはしたんだけど・・・_| ̄|○

一番好きなものって逆に使いづらいというのがよく分かります。

これ、舞台とキャラはあるけど、キャラに目的が無いのでストーリーもドラマも生まれないんだよな_| ̄|○

多分写真とか参考にしながらモディファイやってるんだろうなこれ。30年前だともう記憶もあやふや。


(このコマ割りは左から読んでね!)

これも企画ネタ。これは某サークルから女子校生モノでなんかやらない?という話があって、キャラクターを設定して上のようなイメージまで出したのはいいんだが、ストーリーが全く思いつかず長いスランプ中でもあったのでそのままフェードアウトしました_| ̄|○ 滅多に無いお誘いのチャンスだったのに_| ̄|○

ヒロインはぼくが描く日本人系ヒロインの典型パターン。今はゴーアヘッドシリーズのまきちゃんとして活躍してます(*^_^*) 相方の男の子はマイライフ・アズ・ア・ドッグのイングマル君をモデルにしてます。このHPにあるSimForestのジェイムズ君と同系列のキャラなんだが・・・

キャラクターに動機が無い。動機が無いからどうやっても動かない。男の子は好きな女の子の近くをうろちょろしてれば満足なだけ_| ̄|○ ヒロインも天然で目的も無い。目的を見つける話なんて話にすらならない_| ̄|○ 93年は目的も目標も失ってたので何かが出来るわけが無いと言う_| ̄|○ やっぱそういう自分がでちゃうんですよ_| ̄|○

そして、キャラクターの動機が生まれるまであときっかり4年、ときメモで壊れるまで待つしか無かったのです・゜・(ノД`)・゜・。 そして生まれたのがSmileシリーズ(TINAMIにあります)でした。

さらに後日談があって、東京自転車少女(別名「練馬自転車少女」2巻の大泉の牧場ネタから化ける名作なので是非!)を読んでたら、まさにこのイメージに描かれてる玉川上水をネタにお話を展開していた。しかもこのイメージの場所(写真やスケッチ元が無い可能性もあるので一致する風景無いかも)のすぐ近くヽ(゚∀゚)ノ

ああ、こういう話にすれば良かったのか・゜・(ノД`)・゜・。 と気付きましたよ_| ̄|○ ガキの頃ここでザリガニ採ったりで愛着あるくせに、じゃあどうすれば漫画に出来るか?そこにまでたどり着けない体たらく_| ̄|○

作品のネタや舞台は身近な所に転がっているものです。


頑張って模写してるんだけど、なんかいや〜んな感じするよなこれ。

ぼくはこういうのも”不気味の壁”と呼んでおります。


企画ネタ3つ目。これは漫画になりましたが・・・

なったんだけど・・・

あまりの鬱漫画で数少ない迷画座の読者の期待を裏切り当時の読者の約半数が消えたという曰く付きの作品_| ̄|○

この画面から漂うヒロインのギスギス感がもう・・・

「きりはらさんの絵はみたいけど、こんな漫画読みたくない(・`ω´・)ノ」

「もうこんな作品描くなら本買わない(・`ω´・)ノ」

お叱りの手紙が・゜・(ノД`)・゜・。

まだ、言ってくれた人は期待してるんですよ。次同じ事したら読むの辞めるって意味だから。

普通はもう二度と本に手を触れることすらしません。そしてそれは全くもって正しいのです。

それが間違ってないことをのちのち客観的に作品読んで理解するのでした・゜・(ノД`)・゜・。

この時期の迷走ぶりはすさまじかったよ。もう泥沼_| ̄|○


はいせんす絵本Vol.28は至高にして究極ヽ(゚∀゚)ノ というくらい読み潰してボロボロですの。

下段真ん中の怯えた表情が生々しい・・・

きりはらさんになんかあったのでしょうか?


<FDN110・2021>

上の奴を元にモディファイしたのがこれ。

もう金髪巻き毛少女大好きすぎてヤバイよヤバイよ・゜・(ノД`)・゜・。

なんだろうねこのくりくりしたおめめは(*^_^*)

上の哀愁漂った目や怯えた目のかけらもありませぬヽ(゚∀゚)ノ

しっかし元気になったよな〜というか、歳喰ってこういうお馬鹿なキャラに変貌するとは誰も思って無かっただろう

自分だって思って無かったけど、今が一番楽しいのかもヽ(゚∀゚)ノ


<Color Illust Collection 01・1992>

ついでだからこれもこれも〜ヽ(゚∀゚)ノ

素直にかわいいよね。

でもどっか笑顔ひきつってるな〜_| ̄|○

不思議なのは上のらくがきと描かれた時期が同じなんだ。

これは「きりはらただしカラーイラストコレクション」として出されたもの。

当時5インチFDD(フロッピーディスク)で5枚のカラーイラスト取り込んだCG集を500円で売ってたんだよな。

B5カラーイラストをスキャナーで取り込むのに10分とか普通にかかった世界・゜・(ノД`)・゜・。

原画がB5サイズなんで統一スケールでこの掲載サイズとなりました。

クレジットはサイン(旧)と日付あるからいいか。

その日付からすると、このカラーを描いてる前のものだね。金髪少女は0807に描いたと記入されてるが。

セルフ特定班ヽ(゚∀゚)ノ となってこのカラーを解析してみるんだが

まんまパクった痕跡が無い_| ̄|○ いやその方がいいんだけどさ

勿論はいせんす絵本Vol.28の少女がモデルでデコ娘を前髪垂らして変えてるんだがこれは他のモデルから・・・(*^_^*)

ヴァイオリンケースはVol.28に出てくるので例によってデザイン等変えてるな。

当時から”モディファイ”をやりまくってるからぼく自身ですら解らないというヽ(゚∀゚)ノ


最後に笑ったのいつだっけ?・・・と無理やり表情こわばらせてる笑顔が痛い_| ̄|○

さらに真ん中の哀しそうなまなざしが・・・_| ̄|○

どうしたんだよ元気出せよとか言いたいんだけど・・・描いてる人に・・・自分だ_| ̄|○


ああ、この頃のはなんかこう見て居ると辛い_| ̄|○

顔がこわばってひきつってるんだよ_| ̄|○


<FDN110・2021>

そんでもって上の奴を21年に模写したものヽ(゚∀゚)ノ

これだけだとつまらないのでわんこも追加(*^_^*)

同じ人間のらくがきとは思えないのですが?

あと、今はどうしても大きく描いちゃうんだよね。細かいのが辛くなるお年頃_| ̄|○


実はこのFDN050、モチベーション無くしてこの87P目で止まった_| ̄|○

そりゃやる気無いのが伝わってきます・゜・(ノД`)・゜・。

94年当たりはもうアニメが面白くなくてオタ系の漫画も面白くなくてドラマとゲームとF1にハマって現実逃避いやアニオタ逃避やってた時期だな。


<FDN110・2021>

そんならくがき帳を見て居てこんなんでましたヽ(゚∀゚)ノ というこれがぼくのモディファイ術。

これは基本的なポーズが同じだけどあとは徹底アレンジ。

このくらいいじればまぁ・・・とか思いますがどうでしょう?


<FDN050・2018>

スケブだからまだ残りページが余ってる。もっともコミケ領布用の特設ページ(下に載っけてます)でほぼ埋まってるので余った数枚を埋めちゃおうと整理中に描いた物。

これは上にある80枚目の模写だなヽ(゚∀゚)ノ いや、今模写やるとこうなるんで(*^_^*)


そんでもって2019年、FDNの整理を進めていた時に余ったページに描いたのがこれ。

伝わって来るのが頑張ってる自分アピール。まぁ当時いろんな人に見せてたしコミケで領布もしてたのもあるんだけど・・・

やっぱさ、楽しんで描いてない物って見苦しいだけなのよ_| ̄|○

今のぼくだったらこんなつまんない事やってたら自転車でどっか行っちゃうから〜ヽ(゚∀゚)ノ

というのがこのらくがき。

まぁ今(2021~22年)はシン・コロ禍でインドアになってらくがきばかりしてたら楽しくなってヽ(゚∀゚)ノ

というのはあるんだけど、やっぱり楽しくやってるとそういうの伝わるんですよ。

自分の心に正直に楽しく夢中になって描きまくろうという所でしょうか?

らくがき編最終ページはこの050をスキャンした時に描かれた物

今でこそネットでお絵かき4つの基本である

楽しく描こう!

今すぐ作品を作って発表しよう!

好きなものを真似しよう!

性癖をさらけ出そう!

みたいならくがきの根幹なんてのが広まって無くて、やれデッサンがどうのパースがどうの線のヌキがどうの画材がどうのという

どーでも良いことばかりが重要視された時代があった_| ̄|○

あとはこの050みたいに練習だけやらないってのも重要だよな。

いや、練習のための練習というか、やってるつもりなパターンがまさにこの050

しかも模写ってやった気に描けた気になっちゃうのよ_| ̄|○

悪いけど、どんなに模写が上手くなっても絵は全然描けてないのと同じだから(・`ω´・)ノ

なんも見ないでらくがきすると、何を”観察”してないかバレちゃうんだわヽ(゚∀゚)ノ

自転車をなんも見ないで描けますか?今のぼくは適当になら描けます(*^_^*)

そうすると、ここの細部ってどうだったっけ?ってなるのよ。

それを理解しようと覚え込むのが「観察」で模写ではそれは学べないのだわ。

キャラと他のモノのサイズの比率がおかしいとか、見返して気付いて次に直す。

これを繰り返してやっと、らくがきは上達する。

リアルにならなくてもいいんですよ、自分のイメージの再現度が上がればヽ(゚∀゚)ノ

そして、このFDN050はオマケ編に続きます。


こっからはオマケ編

余ったページにコミケ領布用の原稿として描かれていきました。

FDNのコピーを本にしてるのでFDBというわけです。

この表紙はオリジナルキャラなんだけど・・・イマイチだな。

ちなみにFDN049を母体にして作られてるのがFDB Part1

それも含めてそのうち公開するかもしれません。


ついでにこれも(上の前ページで掲載順は逆だけど時系列優先)

09年SandCastleリメイクの製作中に設定を見るために引っ張り出したとき描いた物。

根本的に構図がイマイチなんでどういじっても無理_| ̄|○


これはsesameの模写。元の写真が(このらくがきのタイヤくらいのサイズ)小さいので大変だったわ〜(*^_^*)

一応当時というか90年くらいからはから模写は模写だよとコメント付けるようにはしてました。

真面目というかまぁそういう性格は出るよね(*^_^*)


で、前書きコメント

マメに解説してます。

実はこのらくがきコピー本、自分の分を持ってない_| ̄|○

マスターはあるから再構築は出来るんだけど、いろいろ事情があって完全復刻は不可能_| ̄|○

自分用にコンビニプリントで複製作るかも知れないけどな。


<FDN113・2022>

で、直してみたヽ(゚∀゚)ノ

要は目つきや表情なんだよな。なんか探してる好奇心の高い目と殻に閉じこもってるうつむいた内省的な目で全く違う人物になってしまう。

上の方が「楽しい事なんて無い」と人生諦めてるのにこっちは「楽しい事あるかな?」と探してる。

これらを描いてるのが人生これからの20代と人生詰んでる50代と普通逆じゃねヽ(゚∀゚)ノ

と思うのだがまぁ今の時期に上の様なの描いてたらマジでヤバイですねぇヽ(゚∀゚)ノ

そして、このヒロインなら、ストーリーなんて彼女が勝手に作ってくれます(*^_^*)


これは85年頃の自分の絵柄でやってみたという奴ね。

過去のらくがきはFDN109(終盤)の過去ネタ等でやってますのでぜひ(*^_^*)


こっからイメージボード&設定集

カランダーシ2にもあるキャスリーンの旅漫画シリーズから

SandCastleのイメージボード。元は8P漫画でその後リメイクしたくて構想を練って

それを描きだしてるのがこれ

それが09年に遂にリメイクになったのがTINAMIにうpしております(*^_^*)


SandCastleの設定。今やハリー・ポッターで有名になったスコットランドの古都・エディンバラ

基本舞台でここから欧州への旅に出る過程での繋ぎエピソードでした。

TINAMIにあるリメイク版と右のイメージカットの違いがまた明確で

如何にこの頃がギスギスしていたかよく分かります_| ̄|○


これもSandCastleより

車はオリジナルメーカーのオリジナルデザインの旧車。舞台は1970年代。

その割にはビキニのデザインが80年代風なんですが・・・

それにしても、表情がきついよな〜

この時はまだ無理という事になって延期、98年にもリメイクする予定がやはり延期

やっと09年にリメイク出来たというわけでした(*^_^*)


<FDN048・1991>

元が出てきたんだが・・・

なんかこっちの方がいいんですが?

なんか楽しそうなふたりなのと、この車がリアエンジンというのも解ります(*^_^*)

下の奴はSimForestからだな。元はサブ会誌のWeWe5が折角だからと迷画座3(本誌)になって有終の美を飾ったような・・・

それにしてもこの間たったの1年チョイ。

さらにこのネタは続きます。


<SandCastle・2009>

で、これがリメイク版のSandCastle(TINAMIにあります)

現行サイズは当時B5でした(裁ち切り分だけちょっと大きめ)

上(098P)のイメージボードみたいになるかと思いきやネーム切ったららこうなったとさヽ(゚∀゚)ノ

さらにこの元のネームが09年前後のFDNにあるんだけど・・・

そしてこのシーンはキャグニー&レイシーのメリーベス刑事が仕事さぼって浜辺に行く回のパロディにしてるのに誰も解ってくれません(日本でそのドラマ見てるの何人いると思ってるんだよ!)

漫画というか、創作って当初の予定通りいかないもんなんですよヽ(゚∀゚)ノ


カランダーシ2の続き

駅構内は当時の資料見ながら一枚描いてあったのを微調整してクリンナップしたもの。

ホテルは予約してたのに・・・とかトラブってるのはグラン・ブルーあたりのネタかな?


<FDN047・1991>

元ネタのFDN047はスキャン済みだから・・・っておい

こっちの方がずっといいじゃないの?

なんで劣化してるんだよ?

下のコマだって、申し訳なさそうにやってるフロントの方がいいじゃん

その方が後ろの(セレブな)お嬢さんの無邪気な傲慢(いきなりやってきてスイート取ってドミノ倒し的にヒロイン予約した部屋が埋まる_| ̄|○)の被害にみんな遭ってますになるし(*^_^*)

あたし、この頃のきりはらさんの方が好き〜(*^_^*)

1年ちょっとで一体何があったんだよ(本人だから知ってる_| ̄|○)

やっぱこの頃は本当に暗黒時代だったとほほ・・・


そんでもってボロ宿の息子に拾われるという流れ。

舞台のホテルの設定とかは妹尾河童さんの本(少年Hで有名になりすぎたけど舞台美術家だよ)からいろいろと参考にしております。


これの画像内コメントで周囲の創作系の人達から猛反発受けた_| ̄|○

でも、ぼくの意見は全く同じヽ(゚∀゚)ノ

ていうか今のなろう系でもそのどうしようも無さはむしろ悪化してると思う一方で幼女戦記とか結構頑張ってるのもあるからな。

窓の大きさでその地方の日照時間や緯度まで解ってしまうヽ(゚∀゚)ノ

結局リアリティ突き詰めるとてめ〜の経験したネタそのままやればいいじゃんヽ(゚∀゚)ノ

というキャンプツーリング漫画ゴーアヘッドシリーズみたいになるんだけど

リアル体験したからこそ平気で嘘がつけるようになるヽ(゚∀゚)ノ

という事を理解するまではここからあと20年近くかかるのですヽ(゚∀゚)ノ


お風呂シーンだけど今やってるゴーアヘッドシリーズとかと正反対なんだよね。

今はもうあっけらかんとヽ(゚∀゚)ノ

この頃は笑顔が異様に少ないこわばった表情ばかり。

生きてて楽しく無かったんだろうね_| ̄|○


そんなわけでラストページの奥付。

霧原匡は旧ペンネームで読みはずっと同じ。97年からコードギアスに出てくる桐原財団にあやかって桐原に改名(そのときやってなかったろ?ギアス)

もっとも96年末から草の根ネットやるのにつけたハンドル名”きり”が今のペンネームみたいになってきております。

住所は20年秋に取り壊しの為引っ越したアパートで今そこは新築アパートになりましたヽ(゚∀゚)ノ

ぼくも引っ越し先でのほほんと生活してますのよ(*^_^*)

ヨーロッパ映画ネタは「スイート・スイート・ヴィレッジ」は名作。「ローカル・ヒーロー」もいいよね〜 「バグダッド・カフェ」は有名すぎるか。この前MXで別バージョンやってたので録画しておいた。

結局漫画、特に同人漫画に一番大切なのって絵柄とか雰囲気とかなんですよ。

画力はどーでもいいんだよね〜あと読みやすさか。

20代だから意識高い系に陥るのはまぁ解るんだけど、あまり良い事はありません。

トレパク騒動でトレースや模写って何なのよ?

じゃあ自分が模写ばっかやってむしろ劣化してしまったものを公開したら・・・なんか伝わるものあるかも?

それでやってみたわけですがどうでしたでしょうか?

最も自分が置かれていたメンタル的な要因が絵柄や内容に反映されてるんだけどね。


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